やまねこの物語

散歩 プリンツレゲンテン劇場 Prinzregententheater

プリンツレゲンテン劇場はマックス・リットマン設計のもと1900/01年に古典様式とユーゲントシュティール様式の複合建築として建てられ、今日まで理想的な劇場建築といわれている。この劇場のすぐ西側にヴァーグナーのモニュメント(1913年制作)があるが、もともとこの劇場がヴァーグナーのために捧げられるために造られたからだ。劇場内はミュンヘンの他のオペラ劇場のような馬蹄形ではなく、ドイツでは非常に珍しい円形をしている。こけら落としは1901年8月21日のマイスタージンガー。この劇場では1917年ブルーノ・ヴァルター指揮でプフィッツナー「パレストリーナ」、1957年ヒンデミット指揮でヒンデミット「世界の調和」が初演され、クナッパーツブッシュ指揮でシャルパンティエ「ルイーズ」がドイツ初演された。この劇場がミュンヘン・オペラフェスティバル発祥の地ということで、オペラ・フェスティバルの会場の一つとなっている。また座席(座席数1025)は音の吸収をなくすためクッションが付いていない。第二次世界大戦でバイエルン州立劇場が壊滅状態にあったとき、この劇場がその代わりの役目を果たした。

プリンツレゲンテン劇場

プリンツレゲンテン劇場

プリンツレゲンテン劇場客席

プリンツレゲンテン劇場客席

プリンツレゲンテン劇場客席

プリンツレゲンテン劇場客席

プリンツレゲンテン劇場天井

プリンツレゲンテン劇場天井

王様席

王様席
紋章が見える

ホール

ホール
 

ホール天井

ホール天井
木々が描かれている

プリンツレゲント像

プリンツレゲント像
 

ポッサルトの碑

劇場総支配人であった
エルンスト・フォン・ポッサルトの碑

 

 

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