散歩 ミュンツホーフ Muenzhof |
ミュンツホーフ Muenzhof はヴィッテルスバッハ家の居城アルターホーフ近くにある。これは1563-1567年にかけてヴィルヘルム・エッケルによって当時流行していたルネサンス様式で建てられ、バイエルン大公アルブレヒト5世のための厩舎と宝物庫として利用されていた。かつて3階には彼の集めた美術品などの集められた部屋があり、バイエルンでもっとも古い博物館といわれる。また外観、切妻屋根は古典主義様式でゲルトナーによるもの。三体の女性像はシュヴァンターラー作。19世紀北側のネオゴシック様式部分が拡張された。1809年ここは王立造幣局(造幣局として1983年まで利用)となる。第二次世界大戦で大きな被害を受け、現在はバイエルン州文化保護局が入っている。この建物には台形の中庭を囲む天蓋付きの回廊があり、天蓋付きの中庭(長さ32メートル、幅12メートル)としてはドイツ・ルネサンスを示す貴重な資料となっている。ちなみにドイツマルクの硬貨で"D"の文字があるのはここで造られたもの。 |
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