やまねこの物語

散歩 マリア・アイヒ巡礼教会 Wallfahrtskirche Maria Eich
マリア・アイヒ巡礼教会はミュンヘン一帯で最も人気のある(信仰を集める)巡礼教会の一つで、ドイツでは非常に珍しい黒マリア像を崇拝する教会として、またキリスト教から見れば異教であるゲルマン民族が崇拝していた神木アイヒェを祀っている(つまり樹木崇拝)非常に珍しい教会。1710年この近くに住む住民が樹木(アイヒェ)に約30センチの大きさの黒マリア像を置いた(その模様は礼拝堂天井に描かれている)。その後ある女性が病気になりここでお祈りしたところ奇跡的に回復した。その噂が拡がり1734年には礼拝堂が建設された。また1775年選帝候マクシミリアン3世がこの付近で狩りをしていたところ、追われた鹿がこの教会の方へ逃げ、彼は鹿を逃がしたという逸話(外壁に奉納画がある)が拡がり、更に多くの人が訪れるようになった。ところで最初に黒マリア像が置かれた木は1805年落雷にあい枯れてしまったが、教会中庭にあるお堂の中にガラスに囲まれて残っている。
マリア・アイヒ巡礼教会
マリア・アイヒ巡礼教会
礼拝堂
礼拝堂
   
本祭壇
本祭壇
黒マリア像
黒マリア像
小祭壇
小祭壇
小祭壇
小祭壇
礼拝堂天井
礼拝堂天井
神木アイヒェ
神木アイヒェ
礼拝堂前にあるベンチ
礼拝堂前にあるベンチ
外のマリア像
外のマリア像

 

 

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