やまねこの物語

散歩 ニンフェンブルク城 宮殿 Schloss Nymphenburg
ニンフェンブルク城はバイエルン国王の夏の離宮で、もともと1664-1758年に選帝候フェルディナント・マリアが妃アーデルハイトの別荘として建てさせたもの。1664-74年、バレッリとズッカーリによって着手されエフナーによって完成された。このバロック様式の宮殿の完成にはヴィッテルスバッハ家5代の当主に渡る歳月が費やされている。この宮殿に入るとまず、3階建ての大広間、“石造りの広間”がある。ここの天井画はツィンマーマンの作品で、この城の名にちなんだ『女王フローラに敬意を表するニンフ』のフレスコ画がある。ロココ様式化粧漆喰細工はクヴィリエの草案によるもの。この宮殿の北翼には、2つの前室、寝室、選帝候マックス・エマヌエルの美人画ギャラリー、紋章の部屋、選帝候カール・テオドールの部屋などがあり、南翼には同じく2つの前室、寝室があり、その他、中国漆の部屋、青のサロン、ルートヴィヒ2世誕生の部屋、王ルートヴィヒ1世の美人画ギャラリーがある。ここには当時の宮廷画家ヨーゼフ・シュティーラーが王ルートヴィヒ1世の要請で描いた36人の女性たちの肖像画が飾られている。なかでも王は踊り子ローラ・モンテスに熱をあげ、王室の財産をつぎ込みすぎて退位の原因となった。フラッシュを使わない限り、写真撮影可。
ニンフェンブルク宮殿
ニンフェンブルク宮殿
街側水路
街側水路
白鳥王ルートヴィヒ2世らしく白鳥が多い
ニンフェンブルク宮殿正面
ニンフェンブルク宮殿正面
石造りの広間
石造りの広間
石造りの広間
石造りの広間
『女王フローラに敬意を表するニンフ』のフレスコ画
『女王フローラに敬意を表するニンフ』
のフレスコ画
宮殿内のタペストリー
宮殿内のタペストリー
マックス・エマヌエルの美人画ギャラリー
マックス・エマヌエルの美人画ギャラリー
部屋
部屋
宮殿歩廊
宮殿歩廊
ルートヴィヒ1世の美人画ギャラリー
ルートヴィヒ1世の美人画ギャラリー
ローラ・モンテス
ローラ・モンテス
 
   
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