やまねこの物語

散歩 陸軍省 ehem.Kriegsministerium
陸軍省はルートヴィヒ通りに建つものでクレンツェがこの通りに建てた最後の建築である(ルネサンス様式、1827-30年)。ルートヴィヒ通りに面する建物は3つの部分で構成され、中央の部分はアーケードとなっている。そこには戦勝記念を表すレリーフがあり、これもクレンツェによる案で、ヨハン・ネポムーク・アイヒンガーによって造られた。この建築で素晴らしい点は一階部分の水平に削られた石材の上に平面に磨かれた切石が重ねられていることである。この建物は第二次世界大戦の空襲により被害を受け、戦後外観が修復された。現在はバイエルン州立公文書館(古文書公文書館としてはヨーロッパ最大)と、ミュンヘン大学のバイエルン史の施設として使われている。またこの建物の裏側に当たる東側に続く建物もクレンツェによる建築で、かつてはそこが陸軍大臣の住まいとされていた。
陸軍省
陸軍省
レリーフ
レリーフ
陸軍省のアーケード
陸軍省のアーケード
陸軍省の東側に続く建物
陸軍省の東側に続く建物

 

 

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