やまねこの物語

散歩 ヒトラーの家
ヒトラーの家はプリンツレゲンテン広場側に建つ高級アパートにある。この家はヒトラーのミュンヘンでの4軒目の家で、1929年12月末から彼はこのアパートの3階全体(9部屋ある)に住んでいる。また当時23才の姪アンゲラ・ラウバル(愛称ゲリ)が拳銃自殺したのもこの中の一室である(1931年9月17日)。ヒトラーはこの出来事の衝撃で一時政治から身を引く決心までした。ゲリの死後、この部屋は死亡直後のそのままでの保存が命じられ、ヒトラーに個人的に仕えるヴィンター婦人の清掃以外の立ち入りは禁止された。ヒトラーは戦争勃発まで、毎年クリスマス・イヴにはここを訪れ、一人で時間を過ごした。その後1945年5月まで清掃以外、誰も入室しなかったが、ヒトラーは毎月家賃を支払い続けた。現在この建物は警察として利用されている。
ヒトラーの家
ヒトラーの家
ヒトラーの家
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