散歩 聖アンナ尼僧院教会 Damenstiftskirche |
聖アンナ尼僧院教会はもともと選帝候ヘンリッテ・アデライデがミュンヘンに持ち込んだサレジオ会の修道院教会として1732-35年、ヨハン・バプティスト・グネッツライナーによって建てられた。間口の広い正門と高く取り付けられた上階の窓のあるバロック様式のファッサードは壁柱によって荘厳な円柱の上に接合している。教会内部はその外見とは違って華麗。聖歌隊席のついた入り口、方形の礼拝堂、奥行きの狭い祭壇部分、円蓋のある内陣と同じく設計された円蓋つき中央部など。この教会の装飾にはバラ色、青色、白色、金色が使われている。また彫刻、フレスコ画などの内部装飾はアザム兄弟の手によるもので、中央祭壇の聖像画はヨーゼフ・ルッフィーニ作の“聖ヨハネ三体像”である。右側祭壇の聖像画はアウグスティン・アルブレヒトの、左側はデズマレーの作である。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受け、その後修復されたが、フレスコ画は白黒の写真を元に復元されたため、色が定かでないのでモノクロの状態となっている。またこのページにある白黒の写真は全て聖アンナ尼僧院教会内に展示されてあるもの。 |
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