やまねこの物語

散歩 聖ルートヴィヒ教会 St.Ludwigskirche

聖ルートヴィヒ教会はルートヴィヒ通りの建設期間中、王ルートヴィヒ1世の命で1829-44年ロマネスク擬古典主義で建てられた。設計施工はフリードリッヒ・フォン・ゲルトナー。この教会はオデオン広場のテアティーナ教会と対になっている。ゲルトナーはテアティーナ教会を参考にし、十字形平面図と2つの塔というのを受け継いだ。正面の円形ニーシェにはルートヴィヒ・シュヴァンターラー作の彫像(キリストと福音史家、1832-35)が飾られている。両側面には、弓形の入り口ホールの半円形モチーフが続き、教会と世俗建築の接点をなしている。内部にはペーター・フォン・コルネリウス作の壮大なフレスコ画“最後の審判”(1836-40)がある。これはシスティナ礼拝堂のミケランジェロが描く“最後の審判”についで、世界でもっとも大きな壁画の一つである。またこの教会は直ぐ側のルートヴィヒ・マクシミリアン大学(ミュンヘン大学)の教会としても利用されている。

ルートヴィヒ教会

ルートヴィヒ教会

ルートヴィヒ教会礼拝堂

ルートヴィヒ教会礼拝堂 

“最後の審判”

“最後の審判”

中央天井のフレスコ画

中央天井のフレスコ画

小祭壇上の天井フレスコ画

小祭壇上の天井フレスコ画

パイプオルガン

パイプオルガン

正面の彫像

正面の彫像

 

 

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